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*4 googleのWEB上の図書館とかの場合
「Google Print Library Project」に関する一連の出来事を指している。
2004年の冬のこと、アメリカのGoogleは、
ハーバード大学、スタンフォード大学、ミシガン大学、
オックスフォード大学、ニューヨーク公立図書館と協力して
蔵書をデジタル化しようとし、
いずれ書籍本文検索サービス「Google Print」に
入れようとしていた。
「自宅で英米有名大学の蔵書が閲覧できるようになる!」
と一部ユーザの期待を集めていて、
私自身も「絶版本も読めるのか〜♪すごいな情報化社会!!」
とうきうきしていました。
ところがどっこい、
米国出版者協会(AAP:Association of American Publishers)が
この計画は「許可なく書籍をデジタル化し配布するのは著作権侵害に当たる」として提訴。
作家団体のAuthors Guildからも提訴。
APP側のPatricia Schroeder氏は、
Google社の検索エンジンは良いし、Print Libraryも良いけど、
今の計画のままだとGoogleが
ただ乗りして利益を上げようとしている、というようなことを主張している。
Google社側は、
米国著作権法に定められた書評目的での抜粋を許可するフェアユースだから大丈夫、とのこと。
さらにユーザーが見つけた本を購入できるように、オンラインの小売り業者のサイトに導くけど、
Google社が金銭的な利益を得ることはない、とか、
Library ProjectによるGoogle Printのページ上にも広告は掲載しないと説明。
著作権の保有者は、容易に作品をGoogle Printから外すことができるため、
訴訟は必要ないと主張している。
私としては、
ニューヨーク公立図書館とオックスフォード大学の対応のように、
パブリックドメインになってる書籍を公開することは問題ないんだから、
とりあえずそこだけでも公開してほしい。
パブリックドメインになってない蔵書は・・・。うーん。
あ。詳しくは・・・ググってみてください(笑)